シングルバレル バーボンウィスキー ブラントン ― 2016/01/24 03:13:36
バーボンウィスキー ブラントン 46.5度
1984年誕生と歴史の浅いブラントン。1990年頃酒屋時代では店頭にはあったのだが売れた記憶も、
その名前さえ聞く事も無かった。
中段の目線の棚に置いてあったのだが、当時人気だったのは、
ワイルドターキーやメーカーズマーク、フォアローゼス等である。
確か高かった記憶があるので知名度的、値段的にも不利な状態ではあった。
ここ数年当店では人気を博している、名指しでチョイス
される方もいらっしゃる。
他のバーボンと大きく違うのは、樽同士のブレンドをしないため
「シングルバレル バーボン」と謳っていること。
その証に樽Noが手書きでラベル書かれている。
そして一樽からは250本程度しか取れないためその数しか同じ物は存在しない。
ワイルドターキーとは正反対のタイプで滑らかでまろやか、
スムースで8年というバーボンでは比較的長熟なのも影響しているのだろう、
かなり上品な味わいである。
フォアローゼスブラックを凌いで最近では私の好きなバーボンになっている。
バーボンウィスキー ― 2010/07/11 23:36:23
バーボンウィスキー@武蔵小山 バー グレイ
以前アメリカンウィスキーについて述べましたが今日はその中の一つバーボンについて書きたいと思います。
世間ではアメリカのウィスキーを総称してバーボンと呼ぶ傾向が
ありますが広義で言えば間違いありません。
その理由はアメリカのウィスキーの半数以上がバーボンであるためです。
そんなバーボンウィスキーにもきちんと定義があります。
原料のトウモロコシを51%以上80%未満使用し、内側を焦がした
オーク樽で2年以上熟成させたものがストレートバーボン、
そして樽同士のブレンドをせず熟成のピークにある樽だけのものを
瓶詰めしたものをシングルバレルバーボンと呼ばれています。
一般的にバーボンはトウモロコシが原料と思われている方も多いかも
しれませんがおおよそ半分近くは他の原料が入っています、トウモロコシの
割合が80%以上のものはコーンウィスキーという分類になります。
左から
オールド・グランダッド114/I.W.ハーバー/オールド・グランダッド/
ワイルド・ターキー12年/メーカーズマーク/ワイルド・ターキー8年/
ヴェリーオールド・セントニック17年/ブラントン/ブラントン・グリーン/
ブラントン・ブラック/ブラントン・ゴールド
右端はブラントン・シングルバレル
ヴェリーオールド セントニック 17年 ― 2010/01/27 22:58:59
バーボンウィスキー
ヴェリーオールド セントニック 17年
バーボンウィスキーの中ではあまり聞きなれない名前ですが
少量生産のため流通量が少ないからでしょうか?
禁酒法時代にニック爺さんと言う方が密造酒を作っていてそれをクリスマスの時期に瓶詰めして売っていたと言う神話のような故事が名前の由来らしいです。
現在はヘブンヒル蒸留所の原酒を買ってそれを独自に貯蔵・瓶詰めを三人で行っているという数少ない家内工業的な存在です。
最近では小さい蒸留所は大手に買収されて傘下に収まるケースが多いですがヴェリーオールド セントニックは独自路線を貫いているようです。
very old st nickとラベルには書かれており「聖なるニック」の意で そのニック爺さんのイラストが描かれています。
切れのある辛口にまろやかさが融合して奥行きのある、美味しいバーボンです。
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