西酒造 万暦60 黒麹 44.5~44.9度
前回に続きハナタレの紹介です。
今日は西酒造の「万暦60」です。
西酒造といえば富乃宝山や吉兆宝山が有名ですがこの
「万暦60」は吉兆宝山のハナタレです。
60という数字はハナタレの採取時間を表していて最初の
60秒だけのハナタレという意味になります。
いろいろ試行錯誤されたようで、60秒が香りが一番いい具合に
仕上がるのだそうです。
因みに「万暦240」は富乃宝山のハナタレで最初の240秒の
ハナタレです。
この万暦2種は蒸留した後1が月ほど寝かせてその後直ぐに
瓶詰めして出荷しているそうです。
比較的「出来たて」というタイプのお酒になりますね。
なのでもし瓶詰め日時がわかれば日の浅い物を買って
瓶内熟成する前に味わうのが良いかも知れません。
しかし残念な事ですが万暦は新しいタイプの万暦に生産が
シフトされ万暦60と240のタイプの物は酒屋さんの在庫が
無くなり次第姿を消すそうです。
当店では万暦60しか置いていませんが人気があるので
少し余分に仕入れておこうかと検討しています。
飲んでみた感想は、まず味が濃いですね。
その後口の中で広がり後半から香ばしいのが喉から
込上げて来ます、
大石酒造の「蔵純粋」に似ているかなと思います。
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