白石酒造 珍多羅 黒麹 44.1~44.9度以下
今日は先日に続きハナタレの「珍多羅」の紹介です。
蒸留して最初に出てくる部分をハナタレと呼ぶと
前回述べましたが、ではどこまでが最初なのか?
というところから説明します。
まず「ハナタレ」には決まった定義が無いそうです。
2時間くらいの蒸留作業で出てくる液体を
「初垂れ」「中垂れ」「末垂れ」と呼びますが
全部入っていなければ「ハナタレ」になるそうなんです。
どういうことかというと最初の1分でも1時間やって中垂れまで
入れても「ハナタレ」という事になるんです。
因みに末垂れまで全部入れたものは「原酒」という事になります。
どうしてこの時間のことを説明するかというと、
最初の数分だけで瓶詰めしているタイプのハナタレと
「中垂れ」まで採っている「ハナタレ」の2種類が存在するからです。
この「珍多羅」は後者の部類に入ります。
飲んでみた感想は、アルコール度数は44.1~44.9以下と
表示されていますがそれをさほど感じないややおとなしい
飲みやすい味わいです。
ハナタレ初心者には向いているかもしれません。
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