武蔵小山 BAR Gray

１４日の土曜日のことである。
集中力が欠けていたのか、ミスをしてしまった。

注文されたグラスワインのテンプラニーリョ。
このワイン、たまに澱が出ることは理解していた。
確認しながらゆっくりグラスに注げば問題ないのだが、
その時は勢いよく注いでしまった。
澱があることに気が付かなかった。

提供したそのグラスワインには澱が混ざり味も風味も損ねていたのである。

それが原因で頼まれていたチーズはキャンセルされた。

この時点で「異変に」気付くべきである。

時間を置かずに「お会計」といわれ清算後に「このワイン飲んでみてください」とそのグラスワインを差し出された。

その時になってやっと「気が付いた」が時既に遅し。

そのお二人様には申し訳ないことをしてしまった。
折角ワインとチーズで楽しい一時を過ごせるはずだったのに、
私の不注意でぶち壊してしまった。
本当にすみません。

もし、寛大にお許し頂き再来店するような事がありましたら、何かお詫びをさせて頂こうと考えております。

忙しい一日だったが喜べないブルーな一日でもあった。
深呼吸してテンションをリセットする気持ちのゆとりが必要だと つくづく感じた。