ハナタレ各種、左から
黒糖「南の島の貴婦人」
芋「刀」
芋「爆弾ハナタレ」
芋「珍多羅」 芋「万暦60」
芋「げん露」
泡盛「華五水」
最近当店で人気が出てきている「ハナタレ」の紹介をします。
焼酎は一升瓶に入った25度のお酒と思っている方が多いかと思いますがそうではありません。
焼酎と呼ぶにはアルコール度数45度未満でなくてはなりませんが、一般的に売られている
一升瓶のタイプのものは加水して度数を25度に調整している物です。
それに対して蒸留して濾過も加水もしないのが「原酒」と呼ばれるアルコール度数35~40度位の
焼酎ですが、「ハナタレ」は更に高い度数の44度~44.9度の物が殆どです。
どういう風に作られるかというと、それが「ハナタレ」の名前の
由来でもあるのですが別の言い方をすると「初留取り」と言い、
「ハナタレ」を漢字で書くと「初垂れ」となります。
それぞれの漢字から意味がお分かりかと思いますが
「ハナタレ」とは蒸留して最初に出てくる部分をそのまま瓶詰めした
(正確に言うと原酒もハナタレも度数調整の為若干は加水しているようです)贅沢なお酒なのです。
1回の蒸留でハナタレを沢山取ってしまうと残った部分の
焼酎の味が変わってしまうためにほんの少ししか取れないので貴重なお酒と言えます。
ですからハナタレを製品化している蔵元はごく僅かしかありません。
飲み方としては冷凍庫できんきんに冷やしてストレートで飲むのがお勧めです。
強い香りと鼻に抜けるなんとも言いがたい味わいです。
ウィスキーやブランデー、グラッパなどストレートで飲むお酒を常飲している方にはきっと美味しいと
感じると思います、実際にそういうお客様が当店では増えております。
ハナタレをご存知無かった方、興味を持たれた方は是非一度試してみてください。
グレイでは黒糖、芋、泡盛のハナタレをご用意しています。
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