武蔵小山 BAR Gray

ここ数日曇りの日が続いていたと思ったら今日は雨降りで
寒い休日になりました。日増しに冬に突入しているという
感じですね。
さて今日は絵について書こうと思います。
店内には数点ですが絵が飾ってあります。
絵といっても当然オリジナルではありません、カラーコピーされた
アートポスター？というのかなコンクリートの壁にかけてあります。
その中の一つにクリムトの「アデーレ・ブロッホバウアーの肖像」が
あるのですが皆さんこの絵をご存知でしょうか？
絵のうんちくはさておきこの絵が非常に好きです。
この絵に限らずクリムトの絵は凝視してしまうほど
良く見つめてしまいます、どこがどうなってる？
みたいな感じで見てしまいます。
この絵は顔や人の肌の部分は写実的に描かれているのですが、
纏っているドレスと背景が幾何学的な模様で描かれていて
良く見ないと全体的な身体の線が分からないのです。
クリムトの絵は耽美的だと言ったお客様がいらっしゃいましたが
まさにその通りです。
たまに店閉めた後、この絵を見ながら芋焼酎を飲むことが
ありますがあっという間に時間が過ぎてしまうのが不思議です。