パワーアンプ TA-N86の修理 ② ― 2022/07/12 02:45:18
TA-N86修理中の基板半田面
このTA-N86は過去の修理でコンデンサを新品に交換しているので、問題ないはず。図面の青〇の部分を基板上で確認するとパーツは無く、信号が通るラインだけである。
このパワーアンプは両サイドが放熱フィンになっていて本体を表裏逆さまにするのが楽で修理、メンテナンスがやりやすいのがTA-N86の特徴の一つともいえる。
画像右のケーブルの下あたりで基板上ラインの緑色の被膜が剥がれ線がむき出しになっているところがあった、
これだ。
ここで断線していたとは、念のため導通を計るとやはり切れている。
ジャンパ線をはんだ付けして繋いでみる。
導通はOK。
基板上のライン線が断線とは珍しい故障パターンだ。
回路の中であればパーツが沢山繋がっていて難航したかもしれない。
電子部品等の故障でなくてほっとした。
電圧がかかるようになったのでトランジスタは発熱している。
これで修理完了。
TA-N86復活。
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