百年の孤独入荷 ― 2008/08/30 23:30:19
黒木本店 麦焼酎 百年の孤独
皆さんご存知のとおり入手困難な銘柄の一つ黒木本店の麦焼酎、
「百年の孤独」がこの度入荷しました。
この百年の孤独は減圧蒸留と常圧蒸留された麦焼酎をブレンドしていてそれを樫樽で長期貯蔵しているのでウィスキーのような琥珀色をしています。
樫樽貯蔵の特徴である切れのあるピリッとした飲み口の味わいに
仕上がっている40度の 焼酎です。
この百年の孤独の元になる麦焼酎は、こちらも有名な「中々」だという事を知っていますか?
分かりやすく言うと蒸留した中々を割水せずに樫樽に入れて貯蔵した物が 「百年の孤独」というわけです。
元の焼酎は一緒ですが完成したそれぞれの焼酎は全く別物に仕上がっています。
百年の孤独 30ml 1000円
赤鹿毛 ― 2007/02/14 03:56:38
柳田酒造 赤鹿毛
今日は赤鹿毛(あかかげ)を紹介します。
この麦焼酎赤鹿毛は少し珍しい作り方をしています。焼酎は一般的には常圧蒸留といって大気圧で蒸留するのですが、他に減圧蒸留という方法もありまして こちらは圧を下げる事によって沸点が下がるので味がマイルドになる特徴があります。常圧と減圧の中間の圧で赤鹿毛は蒸留されています。 中間圧の蒸留は私が出会った焼酎の中では今のところ赤鹿毛しかありません。
ろ過は手作業ですくい取るだけで殆ど無濾過に近い状態で一年近く寝かせてから出荷されているようです。
赤鹿毛の名の由来は、柳田酒造さんは他に駒というレギュラー酒を造っていてこの駒が馬年に生まれた事、ろ過に使う道具に馬の尻尾の毛を使っている事から命名されたそうです。
競馬ファンならすぐに分かると思いますが赤鹿毛とは馬の毛並みの色で赤茶色の毛が赤鹿毛と呼ばれているそうですね。
味わいはマイルドで麦焼酎らしくない優しく上品な感じです。 ロックでも燗でもいけると思います。
たまがっど ― 2007/02/03 20:40:49
国分酒造 たまがっど
今日は「麦焼酎 たまがっど」の紹介です。昨年紹介した「がらるっど」と対になる国分酒造の 「たまがっど」は、
東京ではあまり知られていませんが実は国分酒造は麦焼酎も作っていて、それを内側を焦がしていない白木の樫樽で3年以上貯蔵して瓶詰めしたのがこの「たまがっど」です。
名前の由来はやはり鹿児島の方言でたまげたとか驚いたとか言う意味になるそうです。
あまりにも美味しいので「たまがっど」!
美味しいからと言って飲みすぎるとがらるっど!
とこの芋焼酎と麦焼酎を絶賛するキャッチフレーズになっているようです。 はなやかな洋酒のような香が鼻に抜ける一度は試したい麦焼酎です。
国分酒造「たまがっど」 27度
黒騎士 ― 2006/11/12 16:41:42
西吉田酒造 麦焼酎 黒騎士
今日は麦焼酎の紹介をします。福岡県の蔵元西吉田酒造の「黒騎士」です。
突然ですがお菓子の麦チョコをご存知ですよね?
この黒騎士はその麦チョコをそのまま液体にしたような 味わいなのです。
長崎や大分の麦焼酎とはかなり異なるタイプで あの兼八に近い味なのです。
香りも焙煎香が強く個人的には好きな麦焼酎です。 兼八が飲める方ならこの黒騎士もきっと美味しく感じる はずだと思います。
西吉田酒造のホームページでは紹介されていないので 恐らく
PB(プライベートブランド)だと思われるので 一般的な酒屋さんの店頭ではみかけないですが 兼八よりは入手は楽ですから、兼八を探している方には こちらの方が手軽かもしれません。
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