薄皮2007/09/10 02:04:26

薄皮白桃ジャムパン
近くのスーパーに良く買い物に行くのだが、かなり前からそれはそのコーナーに
並んでいた事に私は気がついていた。
更に定番物が約4種類ほどあり、季節によって限定物が出ることもチェックしていた。
定番物は一通り食していたのだが、先月私にとって初めての限定物を見つけ早速食してみた。
これを機にブログで書いてみようと思う。

さてみなさん、いったいなんだと思います?
これだけじゃ分かるわけありませんね。
ヒントはパンです。

結構あちこちのスーパーで置いていると思うし、何しろ製造メーカーが 大手なので食べたことある方も多いはず。

答えは 「薄皮○○○パン」 そうヤマザキパンの薄皮シリーズです。
当グレイとは全く関係ありませんが個人的に好きなので
全シリーズ制覇を目指してブログに書きます。

このコーナーの1番を飾るのはたまたま見つけた「薄皮白桃ジャムパン」
この薄皮シリーズの概要は8センチほどの小さ目の丸いパンが5個入っているものである。
全ての商品に「薄皮」の文字が描かれており中身よりも
パン生地が売りであることがうかがえる。

食べてみると、パン生地がパサパサしておらずむしろしっとり、ややもっちりしているのに驚いた。これがお気に入りの理由である。
その生地と中の具?今回は白桃ジャムのコンビネーションがまたうまく決まっているのである。

常にチェックしていないと限定物はゲットできないと思うのでスーパーに通う回数が増えそうだ。

マイペース2007/09/11 02:51:47

土曜日の遅い時間、正確には日曜の未明カウンター席が半分埋まっていた。
そんなタイミングでパタパタと階段を降りる音がしたと思ったら
勢い良くめぐみ(仮名)が入ってきた。「こんばんは~」いつもと全く変わらない調子である。
席につくなり島美人を頼みメールを打ち始めた。相変わらず落ち着きがない、
バイトが終わった直後でテンションが高いままグレイにやってきたのだと分かる。
「マスター!今日は友達がきます。!」と彼女。 どうやらバイト仲間らしい。残業をしているのかもうじき終わるという。
メールでグレイで飲んでるから来ないか?と誘っていたのである。
めぐみの左隣のお客さんも土曜の深夜にみえるので彼女とここで会ったことがある。多分2回目ではないかと思うがかなり打ち解けているような話し振りがめぐみの特徴である、怖い物はないといった感じか。?
テンションが高いせいか今日はいささか酒のピッチが早いように思える。
次は一番のお気に入りの克を頼んだ。会話の最中にもメールを気にしてまだかと催促しているようである、
その間克をおかわりして、右の3人が飲んでいた鶴見を頼んだ。
静かにドアが開きこわばった表情でセミロングの女性が入ってきた。
一番奥の席めぐみの右隣に座り、黒糖焼酎を頼んだ彼女はめぐみとは正反対で物静かなおとなしいタイプの子だった。二人でお疲れ乾杯してバイトの話など話し始めたのも束の間、
めぐみは急に「ちょっと酔っ払った。ごめん帰る!」とそそくさと友達を置いて帰ってしまった。
確かに飲むペースが速かったのだ。友達が来るからと浮かれていたのかもしれない。
残された彼女は文句も言わずおとなしく一人で飲んでいた。 私になりに気にかけて何か話をしようと思いながらも他の3人の酒のおかわりでばたばたしていた。
残された彼女はバイト先からはグレイはまるっきり反対方向だという。 誘っておいて自分の都合で帰ってしまうめぐみもめぐみだが愚痴の一つも言わず静かに飲んでいる友達も立派である。 これくらいの事では喧嘩などしない深い間柄なんだろうと二人の信頼関係を見せ付けられた。

泡波2007/09/18 23:13:25

泡波

波照間酒造の泡盛 泡波


今回は波照間島の泡盛、泡波を紹介します。
先月からこの泡波の事をお伺いしようと蔵元の波照間酒造に電話をしているのですが、
一度も繋がらずに一ヵ月半が過ぎてしまったので残念ながら詳しい事は調べる事が出来ませんでした。

この泡波は泡盛ファンならご存知かと思いますが
実は中々見かけない 入手困難な銘柄で芋焼酎でいえば森伊蔵のように幻?が付くような 珍しい泡盛なんです。
石垣島の南西に位置するこの島は本州と直接物流網が構築されていないので
泡波など島の特産品はこちらでは殆ど見かけることはありません。

そんな中東京の人間は手に入らないものを探したがる習性があるようで
森伊蔵同様この泡波も密かに人気が出ているようです。
当店の入手のきっかけもやはり飲んでみたいと言うお客さんのリクエストによるものです。
恐らく最初で最後だと思いますが、600ml1本をゲットしました。
運がよければ沖縄の酒屋さんあたりで稀に買えるらしいと言うことも聞いた事がありますが定かではありません。

さてお味の方は、 意外にも薄味?でした。
私の想像では沖縄より南にあり更に気候が暑いのだから飲み応えのある ガツン系かなと思っていたので、拍子抜けでした。
とにかく優しい味わいで黒麹のコクを感じません。
フルーティーさを無くした飲み易い米焼酎と言う言葉の方がわかりやすいかもしれません。
疲れているときなどは長く飲んでも飽きの来ない泡盛と言えると思います。

豆腐よう2007/09/26 04:10:06

豆腐よう
今日はグレイの人気メニューの一つ沖縄の珍味「豆腐よう」を紹介します。

何年か前に沖縄料理ブームがあってその時に食べられた方は多いと思いますが、
関東には全く存在しないこの豆腐よう、好き嫌いはかなりはっきりしていると思いますが
ハマルと癖になるのも事実だと思います。

食べたことの無いお客さんに「どんな感じですか?」とよく聞かれるのですが、
私的には「まったりしたチーズの奈良漬みたいな」と説明しています。
人によって感じ方はさまざまですが「あんきも」や「醗酵したチーズ」のように言われる方も多いです。

もともとは中国の「乳腐」(豆腐に麹をつけて塩水中で醗酵させた食品)が沖縄に伝わり、更に沖縄の文化の中で泡盛が加わり豆腐ように変化したらしいです。気候の暑い沖縄では発酵食品は保存食として重宝され現在でも 親しまれていると言う事です。

白麹で漬けた黄色っぽい物や紅麹で漬けた赤い物など種類があり 、
白と赤をセットにして紅白で縁起物として売られていたりさまざまです。

当店にはこの豆腐ようが大好きなお客さんが数名居りますがその方いわく 「グレイの豆腐ようは味が濃い」らしいです。
私自身沢山の豆腐ようを食べ比べた事はありませんが当店の豆腐ようの味はしっかりしていると思います。

最近では赤ワインと一緒に豆腐ようを頼む方がおりまして、私も試して見ましたがボルドー系の赤ワインでしたら「なるほど」と思うくらい中々合います。
泡盛はもちろん焼酎や癖のあるバーボンやモルトなども合うと思いますので 一度お試しあれ!