東蔵2007/03/14 23:05:27

東蔵

東酒造 東蔵


都内では殆ど見かけない東蔵は福岡のある酒販店のPB商品ということで、 福岡でメインで売られています。
幾つかの黄金千貫の黒麹の原酒をブレンドしたこの東蔵は蒸留後、ろ過をしてから1年以上貯蔵して瓶詰め出荷となっています。
造り方は一般的な芋焼酎とさほど変わりありませんが、ブレンドしてある事と貯蔵している事が特徴でしょうか。

味わいは、ブレンドのバランスが良いのかかなり滑らかな舌触りで黒麹特有の甘味はやや抑えられていてロックが美味しいかと思います。

東酒造から期間限定販売されている「芋焼酎酔典」の中にも含まれている 銘柄です。

道満斗羅2007/03/10 23:52:06

道満斗羅

ギルドシリーズ道満斗羅


宮崎は王手門酒造で醸し出されたこの道満斗羅は虎の親子が
描かれたラベルに緑色の瓶という一際目立つ芋焼酎です。
宮崎の黄金千貫を使い常圧と減圧で蒸留されたものを1対1で
ブレンドして無濾過のまま貯蔵せずに瓶詰めされています。
幾つかの度数の物を試飲して一番美味しいと感じるのが27度ということで 道満斗羅は27度に仕上がっています。
無濾過の割にはややマイルドに感じますが度数が高い分やや濃厚に感じ ロックでも燗でも楽しめると思います。

王手門酒造は紅芋を使った超ファラオという黒麹なのに辛いという焼酎も造っていて、この道満斗羅にも紅芋バージョンがありそちらは黒い瓶で登場しています。
Grayでは今のところ黄金千貫のものしかありませんが両方見つけたら飲み比べてみるのも面白いと思います。

カナブン焼酎2007/02/26 22:02:38

カナブン焼酎

笹一酒造 カナブン焼酎


このカナブン焼酎は山梨にある醸造酒を造る蔵元が
酒職人ギルドシリーズの一つとして醸し出した芋焼酎です。
宮崎の甘藷を使い山梨の水で仕込んだカナブン焼酎は
すっきりしたおとなしい味に仕上がっていてロックでも燗でも美味しく楽しめると思います。
名前の由来は本場九州の芋焼酎がカブト虫とすると芋焼酎初心者にはまずはこのカナブン焼酎で芋焼酎を楽しんで欲しいというような意味合いになっているようです。(ボトル裏ラベルの説明より)
酒職人ギルドシリーズの焼酎には無濾過のものが多いので
シリーズを制覇するならば是非最初に飲みたい銘柄だと思います。

カナブン焼酎 26度

2007/02/23 03:40:07

狼

国分酒造 狼

今日はベストブレンド会の狼を紹介します。
スコッチウィスキーにブレンデットがあるように焼酎の世界にも僅かですが ブレンドした物が存在します。
このはベストブレンド会という酒屋さんの集まりが主催して国分酒造さんで作られた芋焼酎をブレンドして生まれた焼酎です。
使われている焼酎は以前紹介した「がらるっど」と「黄麹蔵」で
がらるっど約2割の黄麹蔵約8割のブレンド割合になっています。
味はがらるっどをマイルドにした、フルーティーな感じでしょうか。
軽いさわやかな印象です。
狼は4合瓶しかないのが残念ですが 月に240本程度しか出荷されないので中々お目にかかれない芋焼酎ですがブレンドしないと生まれないこの味を一度は味わってみる価値はあると思います。
Grayには狼をこよなく愛飲するお客様がいらっしゃいますので 切らさないように努めております。
シンプルなラベルですが、狼が月に向かって吠えている姿をそのまま漢字にしてあるのが面白いです。

八千代伝 熟柿入荷!2006/11/25 21:03:23

熟柿

八木酒造 熟柿

以前から気になっていた「熟柿」、昨年は購入する事ができず 1年待ってようやく本日仕入れができました。 熟した柿のような色の味わいの焼酎を作りたいという 先代社長の独り言から始まったそうです。 飲んでみて感じることはまず甘くまろやかである事にうなります。 次は芋焼酎っぽくないという思いがよぎりますね。 美味しいです。 私の好みには良く合います。 うーーん良くできてる。 自分が記憶している限りでは似たような味わいの芋焼酎は 存在しないかも。 ちょっとオーバーな言い方をすれば「これは柿焼酎です」といって 飲まされても信じてしまうかもしれませんね。 この味について蔵元に問い合わせてみたところ、 仕込みの段階で麹をいくつかブレンドして蒸留後甕で 1年寝かせた無濾過造りだそうです。 今の時期限定な焼酎ですので興味をもたれた方は早めに 飲まれることをお勧めします。 チャンスを逃すと1年待ちですよ!