カセットデッキ TC-K88 修理とメンテナンス➂ ― 2019/03/01 03:24:13
カセットデッキ TC-K88 電解コンデンサ全交換
カセットデッキは動力系負荷が多いため電解コンデンサの役割りは重要である。まずは消耗品の代表格、電解コンデンサから。
今回はサーボ系の修理とメンテナンスなので、オーディオアンプ基板と
メーターユニット内を除いた電解コンデンサ全交換。
明らかに故障しているのだが、不具合を究明して不良部品のみを
交換するのではなく、既に40年経過していることから予防を兼ねて
全交換することに。
不具合の原因が部品由来の場合、原因部品を特定できないが究明時間より
短時間で解決できる場合があり、今後の予防にもなるので得策と考える。
電源部電解コンデンサはオール低インピーダンス品に。
サーボ基板のパーツはコントロール基板とのサンドイッチになるため
排熱の悪さを考慮すると105℃仕様の小型品が理想だがコントロール基板も
含め手持ちの85℃品との混合で全交換。
部品の小型化が進み同容量でもかなり小さくなり基板に隙間が増えて
すっきりしたが折れ曲がったフィルムコンデンサが気になる、
しかしフィルムコンデンサの故障は少ないので今回はスルー。
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