ツィッター2010/10/04 23:14:54

人に薦められて登録してみたツィッター。

先日ホームページ更新してそのトップページには何とか組み込んだものイマイチ使用感が分からない。

つぶやくのは分かるのだが、それを誰が見てるんだろうか?
呟きが目的だから見られることは期待しないものなのか?
いつの間にかフォローしてくれる方が3人になっているのだが どうすれば良いのか?

相手が不特定又はゼロのリアルタイムでないチャットのようなものなのか?

何故かしっくり来ない。

ネット社会の流行は常に追っかけていないと取り残されるということが痛感した今日この頃である。

失われた季節感2010/10/05 23:45:17

先日スーパーで気が付いたこと。
10月なのに枝豆が売られているのに驚いた。
その直後に今度は柿が並べられているのを発見。
更にみかんまでもが。

あまり意識したことは無かったがこの三品が同じタイミングって売られているというのはどうもおかしい。
それぞれに季節感がありその季節だけしか食さない期間限定青果である。

他のスーパーでは店内で「も~いくつ寝~るとおしょうがつ~」のテープがかかっていた。
正月品の販促だったかは定かではないが、仮にそうだとしてもまだ10月に入ったばかりである。
不景気のせいなのか何かしら「仕掛けやイベント」をしないと物が売れない時代なのか。

農産物が季節をかぶるのは100歩譲ったとしても、テープを流すのは人為的である。
その時は半そでを着ていてとても正月気分にはなれなかったので直に出てしまった。

季節を感じることが日本人のアイデンティテーだと思っているがそれが崩壊しているのかと思うとちょっと寂しくなった。

ウォッシュチーズについて2010/10/10 02:24:40

たまに「ウォッシュチーズってなんですか?」と
聞かれることがあるので今日はチーズについてのうんちくを
ちょこっと書きます。
チーズには製法や原料の違いでいくつかの種類に分類されています。


白カビ(製法)       カマンベールやブリー
青カビ(製法)       ロックフォールやゴルゴンゾーラ
シェーブル(原料)    サントモールやバランセ
ハード(製法)       パルミジャーノやミモレット
ウォッシュ(製法)     エポワスやポンレヴェック
フレッシュ(製法)     マスカルポーネやモッツァレラ

シェーブルは山羊(やぎ)のミルクが原料のチーズでそれ以外は
基本的には牛のミルク(ロックフォールは羊)が使われています。

さてウォッシュチーズですが名前の通り表皮を塩水で洗っている
チーズのことですが、その土地のお酒で洗っているウォッシュチーズも
あります。

例えばノルマンディー地方ならカルヴァドスでウォッシュ、
ブルゴーニュ地方ならマール(葡萄の絞りかすで作ったブランデー)や
シャブリ。

実際のウォッシュ作業場面は見たことないですが、北京ダックに
数日間高温の油をかけてる様子を思い浮かべてしまいます。

塩分やお酒の成分が染み込んだチーズは熟成が進むにつれて独特の香りを
発して慣れて居ないと痛んでるのでは?と思うほど。

好き嫌いの分かれるウォッシュチーズですが
「赤ワインのために作られたチーズ」
とも言われ殆どのウォッシュチーズはフルボディ系の赤が良く合います。

赤ワインが苦手な方は、ウォッシュチーズを食べながら試してみると
赤ワインが美味しく感じるようになる近道だと私は信じています。

一度試してみる価値は十分にあります。
グレイではフランス産チーズを多数用意していますので相談して
いただければ赤ワインが好きになるようアドバイスが出来ると思います。

ゲルニカ パブロ・ピカソ2010/10/27 04:04:09

ゲルニカ パブロ・ピカソ

ゲルニカ パブロ・ピカソ

グレイの壁に掛けられた画「ゲルニカ」。
スペイン内乱時に加担したナチスドイツが空爆した街ゲルニカの人々の苦悩の表情で抗議の意を表したピカソの有名な作品。

画のタイトルはゲルニカですがゲルニカとはこの悲劇の舞台でもある街の名前でもあります。

このゲルニカ、お客さんの反応も中々で結構話題に上ります。
かなりの方が現物を見られたことがあるようでうらやましい限り。
中にはスペインに戻る前のニューヨークで見たという方も居りました。

オリジナルは壁一面を覆うような大きさとか。
白とグレーと黒だけのシンプルな色合いですが一度見たら忘れられないほど強烈な印象ではないでしょうか。

キュビズムで描かれたこのゲルニカは、初めて見た人でもピカソの作品と分るほどはっきりと特徴が現れていると思います。

私のお気に入りの一つです。
スペインは一度訪れているのですがピカソが生まれた町マラガやアンダルシア地方だけでマドリードは行かなかったのが今思えば悔やまれます。

ピカソのゲルニカ、一度オリジナルを見てみたい物です。

グラスを片手にこの名作ゲルニカを眺めながら夜のしじまを過ごしてみませんか?